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藤原新也 最近の著書
2006/10月
なにも願わない手を合わせる (文庫) 文藝春秋 ¥830 (税込)


肉親が他界するたびに四国巡りをする。
そんな著者が壮絶な兄の最期に立ち会い、
波立つ心を抱えて訪れた三度目の四国への旅は…。
薬王寺の境内に立つ地蔵菩薩に兄の顔が重なり、
三十六番札所の青龍寺で祈る幼女の姿に「無心」の境地をみる。
愛する者の死をどう受け入れるか、いかに祈るのか。
足取りを記した四国巡礼地図付き。
黄泉の犬 (単行本) 文藝春秋 ¥1,950 (税込)


藤原新也インド旅伝説に新たに衝撃の一章が加わる!
青春の旅を記録した処女作『印度放浪』から34年―
その長きにわたって著者が封印してきた衝撃の体験がついに明かされる!
『メメント・モリ』の感動を再び甦らせる。
インド紀行完結篇。
2006/6月
渋谷 (単行本) 東京書籍 ¥1,575 (税込)


アタシ生きていなくていい?電話の向こうでエミはそう言った。
眠ったようなおだやかな声だった。『東京漂流』から23年。
地の漂流者、藤原新也が書き下ろすあらたなる都市の伝説。
2004/5月
空から恥が降る (文庫) 文藝春秋 ¥800 (税込)


アメリカのアフガニスタン攻撃にまつわる戦争論から、
心あたたまる銀座の捨てネコのゆくえまで。
サイトから発せられた藤原新也のシャープな批評、
そして折々に公開される意外に(!?)牧歌的な日常生活…。
マスコミの「よそゆき言葉」では不可能な、
インターネットを使った新しい表現に挑戦する異色のエッセイ集。
2003/8月
なにも願わない手を合わせる (単行本) 文藝春秋 ¥1,890 (税込)


「メメント・モリ」から20年。
これまであらゆる祈りを拒否し続けてきた著者が
、愛するものの死をへてたどりついたもの。
それは、なにも願わない。
ただ、手を合わせる。
人の死と別れを描いた写文集。